みなさんは中継機を利用されていますか?
最近はインターネットの重要性が増しており、家のどこでもネットを利用する必要があるので、中継機を利用される方も多いでしょう。
しかし、中継機と親機の接続設定がうまくいかないこともよくあります。

この記事では、中継機と親機が繋がらない場合や設定がうまくいかない場合の原因と対処法をお伝えします。
中継機が繋がらない!設定出来ない!よくある原因
原因1つ目:WPS設定の不具合
原因2つ目:機器の一時的な不具合
原因3つ目:SSIDに記号などが含まれている
原因4つ目:親機と距離が離れている
中継機とは?
そもそも中継機とはなんでしょうか?
中継機は、親機のWi-Fiルーターの電波を中継し、Wi-Fi電波の到達範囲を広げる機械のことです。
例えば,戸建て住宅やファミリー向けマンションなどの場合、1台のWi-Fiルーターでは部屋の隅々までWi-Fi電波が飛ばないことも多いでしょう。
そのような場合に、中継機を利用すればWi-Fi電波が届く範囲を広げることが出来ます。


中継機の設定とは?
中継機は購入しコンセントに繋ぐだけでは利用できません。
スマホなどでWi-Fiを利用するにはルーターと接続する設定が必要なように、中継機も親機のルーターと接続する設定が必要です。
そうしないと中継機から飛んでいるWi-Fiに接続してもインターネットが利用出来ません。
しかし!この中継機との設定がなかなか厄介なんです。



親機と中継機が同じメーカーの場合や違うメーカーの場合もあったりし、設定がうまくいかないことが多いのです。
では、設定がうまくいかない場合の原因はなんでしょうか?
どのように対処できるかも含めて、以下に中継機の設定がうまくいかない代表的な原因を記載していきます。
中継機の設定がうまくいかない原因1つ目:WPS設定の不具合
一番多い原因は、WPSでの設定が上手くいかないことです。
BUFFALOやNECなどの主要メーカーも含めてほとんどのメーカーの中継機はWPS機能というもので設定が出来るようになっています。
WPSとは?
WPSというのは、無線LANの設定規格であり、中継機と親機のルーターのWPSボタンというボタンをそれぞれ押すだけで親機と中継機を接続する設定が出来る機能です。
ボタンを押すだけなので非常に便利ですし、機械類が苦手な人にも簡単な設定方法です。
そのため、メーカーもこの設定方法を広告にしていますし、推奨しています。
でも、実はこの設定が、上手くいかないことも多いんです・・・
実際にNECのホームページのWPS設定の箇所にもこのように書かれています。
「すべての機種との接続を保証するものではありません。」
では、WPS設定が上手くいかない時はどうしたらよいのでしょうか。



2,3回やってもWPS設定が上手くいかない場合は、「手動設定」に切り替えましょう。
手動設定の方法は、説明書を見るかメーカーホームページから実施されることをお勧めします。
また手動設定については別途で記事を書きたいと思いますが、手順としては以下の方法です。
①スマホやパソコンなどの端末を中継機のSSIDに接続する(この時点ではネットに繋がらない)
②端末のブラウザ(SafariやGoogle Chromeなど)を立ち上げ、中継機のデフォルトゲートウェイを入力し、ログインする
③接続先を設定する画面で、親機のルーターのSSIDとパスワードを入力する
基本的には、この手順により手動で親機のルーターと接続することが出来ます。
中継機の設定がうまくいかない原因2つ目:機器の一時的な不具合
中継機の設定がうまくいかない原因2つ目は、機器の一時的な不具合が原因になっているケースです。
やはり機械なので仕方ないですね。
WPS設定ができない場合もこの機械の一時的な不具合という可能性もあります。
その場合は、親機のルーターと中機器の両方とも再起動(電源の抜き差し)を実施しましょう。
中継機の設定がうまくいかない原因3つ目:SSIDに記号などが含まれている
ときどき、ルーターのSSID(電波の名前)をご自身で変更したり、最初から自分で決めなければいけないルーターがあります。
そのような場合、中継機で使えない記号(「@」「/」など)や漢字,ひらがななどの通常の英数字などのSSIDにされているかもしれません。
中継機が対応していないSSIDの文字が入っている場合、設定出来ないことがあります。



ご自身でSSIDを決めている方は一度、SSIDに記号や漢字やひらがななどが含まれていないか確認してみましょう。
中継機の設定がうまくいかない原因4つ目:親機と距離が離れている
実は、親機と中継機の設定を行う際、親機と中継機の距離が近くないとうまく設定出来ません。
親機と中継機の距離があると設定出来ないことがあります。
設定してから中継機の場所は動かすことが出来ますので、まずは親機の近くで設定しましょう。



できれば親機から1m以内で設定することをおすすめします。
まとめ:中継機が繋がらない!設定出来ない!よくある原因と対処法
この記事では中継機の設定が出来ない原因と対処法をまとめました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
ぜひ中継機を正しく設定し、快適なネット生活を送ってください!
でも、「中継機を正しく設定してもネット環境が改善しない!」ってこともあるかもしれません。
中機器は、SSIDの繋ぎ替えが必要なため、正しいSSIDに繋がっていない場合もあります。



そうした時にはメッシュWi-Fiがオススメです!
下記記事で詳しく説明していますので、良ければご覧ください!


ちなみに,おすすめの中継機は,EasyMesh対応のBUFFALOのWEX-1800AX4EAです。
EasyMeshについてはこちら
最近よく聞くEasyMeshってなに?プロバイダーの中の人が解説!
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