この記事では,どういった利用方法の場合にどれくらいのインターネットの通信速度があれば問題ないのかを解説します。
今は,5ギガや10ギガといった速い速度の回線が提供されていますが,実際のところどれくらいの速度が必要なのでしょうか?
使わないのに過剰な契約をして有効活用されていない方が非常に多いので,ぜひ参考にしてください。
WEB閲覧:1Mbps〜5Mbps
WEB閲覧とは何でしょうか?
それは,今皆さんがされているように何かを検索したり,天気やニュースを見たりすることです。
WEBで検索したりするくらいでは,速度はほとんど求められません。
そのため,100MコースやVDSLという回線でも全く問題ありません。
ビデオ会議:3Mbps〜15Mbps
皆さんもZoomやteamsなどを利用されますか?
私は,よくzoomを利用しますが,zoomで49画面を表示させて通信量を見ても,常時3Mbps程度です。
アプリにも左右されるかもしれませんが,動画共有などをしなければ,10Mbpsの速度で問題なく利用出来ます。
そのためビデオ会議をよく利用するからといって,特段速い回線を必ずしも用意する必要はありません。
ビデオ会議では,通信速度よりも通信の安定性が求めらます。
動画視聴:1Mbps〜20Mbps
YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを見られる方も多いと思います。
この動画視聴もある程度の通信速度が必要ですが,YouTubeを4K画質で視聴しても20Mbpsで大丈夫です。
これは,YouTubeのヘルプ画面にも記載があります。
YouTubeのヘルプページ
動画視聴も通信速度よりは通信の安定性が求められますね。
オンラインゲーム:5Mbps〜30Mbps
オンラインゲームはそれこそ速い速度が必要と思われる方も多いでしょう。
でも,実際は通信速度はそれほど求められません。
それよりも重要なのはpingの応答速度と呼ばれるものになります。
これについては,また別記事で解説したいと思います。
このようにそれぞれのインターネット速度の目安を考えると,そんなに速い速度は必要ないことがご理解いただけたでしょうか?
もちろん,複数の端末や複数の人が同時に動画視聴やビデオ会議をするなら,速い回線の方が安定します。
でも,正直5ギガや10ギガの回線までは今のところそこまでの速度は必要ないと思います。
速い回線を契約するより,ルーターの買い替えや宅内LAN配線にお金をかける方が快適にインターネットを利用できると思います。
この記事が参考になれば幸いです。
コメント