BUFFALOから新しいWi-Fi6E対応ルーター「WXR-11000XE12」が2023年5月上旬に発売されました。
このルーターは、BUFFALOが現時点で発売しているルーター親機(メッシュWi-Fiがメインを除く)では、初めてのWi-Fi6E対応のルータです!
この記事では、ルーターマニアの私ぴーちゃんが、WXR-11000XE12と、BUFFALOと二大メーカーといえるNECのAterm WX11000T12を徹底比較し、評価していきます!
どちらもフラッグシップモデルですので、この2つで悩んでる方もいらっしゃると思います。
購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください
先に言ってしまうと、WXR-11000XE12がおすすめな人は、こんな人です!
WXR-11000XE12がおすすめな人
- 超高速回線(5Gや10G)を契約している人や契約を検討している人
- 多少価格が高くても高性能機器を利用したい人
- 自宅付近に多くの電波が飛び交っており、電波干渉がよく発生する人
では、この理由を詳しく解説していきますね!
WXR-11000XE12の注目スペック3点
WXR-11000XE12の注目すべきスペックは大きく分けて3つあります。
- 最新のWi-Fi規格、Wi-Fi6Eに対応だから高速安定通信が可能
- 10G対応で高速回線を十分に活用できる
- Wi-Fi EasyMesh対応だから、メッシュ化も出来る
WXR-11000XE12の注目スペックその1:最新のWi-Fi規格、Wi-Fi6Eに対応だから高速安定通信が可能
WXR-11000XE12は、無線最高通信速度が4,804Mbpsのフラッグシップモデルのルーターです。
このルーターの特徴の1つ目は、なんといってもWi-Fi6E対応ということです。
このWi-Fi6Eは、Wi-Fi6の規格の後継版のことで、新しい周波数帯6GHzに対応しています。
6GHzに対応しているのがなんでそんなメリットなの?
それは、6GHzの周波数帯を使っている機器や端末はまだまだ少なくて、通信帯が空いているからだよ
通信帯が空いているので、高速通信が出来たり、他の電波と干渉が少なく安定した通信を行えるんです。
WXR-11000XE12の注目スペックその2:10G対応で高速回線を十分に活用できる
2点目の注目スペックは、10Gという超高速回線に対応していることです。
現在のインターネット回線は1Gですが、最近では5Gや10Gの回線提供も増えてきています。
特にネットを活用するシステムが多くなっている現在では、超高速回線によって多数の端末が安定して通信することが出来るようになっており、今後は、5Gや10Gもさらに一般的になってくるでしょう。
WXR-11000XE12は、そうした超高速回線である10Gに対応しているんです。
今後1Gを超える速度への変更を検討している方には、必須のスペックとなるでしょう
WXR-11000XE12の注目スペックその3:Wi-Fi EasyMesh対応だから、メッシュ化も出来る
3点目の注目スペックは、Wi-Fi EasyMeshに対応していることです。
「Wi-Fi EasyMesh」とは
簡単に言うと、異なるメーカーのルーターでもメッシュWi-Fiとして利用し,メッシュ環境を作れる機能のことです。
Wi-Fi EasyMeshについては、以下の記事で詳しく解説していますので、よければご覧ください。
https://internet-support-center.com/191-2の記事へのリンク
メッシュWi-Fiとは、複数のルーターを組み合わせて広範囲でWi-Fiを利用することが出来る機能で、家が広かったり、2階建て以上の家で利用したりする方におすすめの利用方法です。
ルーターから距離が遠い部屋だと電波が届きにくいなと思うことがあるかもしれませんが、こういった症状を解消することができます。
しかし、それには親機とサテライト機と呼ばれるルーターとほぼ同性能の機器が新たに必要になってきます。
多くの場合は、セットで販売されています。
でもなんと!
このWi-Fi EasyMeshに対応しているルーターであれば、セットの機器を買わなくても、またメーカーが違うものであっても、メッシュ環境を作り出すことができるんです。
本当にこの機能はオススメ!
だよね!しかもBUFFALOの最近のルーターは、ほぼこのWi-Fi EasyMesh機能に対応しているんだって〜
では、WXR-11000XE12がこれだけの高スペックのWi-Fiだと分かったところで、次に気になるのはお値段ですよね・・・
WXR-11000XE12の発売日や価格(2023/6/3時点)
Aterm WX5400HPの発売日は、5月上旬となっており、すでに発売されています。
各サイトで販売が行われており、現時点で、最安値は「38,889円」です。
下記からショップに飛ぶことが出来ます。
かなり高額ですが、私はその値段を出す価値はあるスペックだと思っています
WXR-11000XE12とAterm WX11000T12の比較
では、性能が非常によく似ているNEC製のAterm WX11000T12と比較してみましょう。
WXR-11000XE12 | Aterm WX11000T12 | |
最大伝送速度 | 4,804Mbps | 4,803Mbps |
Wi-Fi6E対応 | 対応 | 対応 |
WAN LANポート | 10Gbps | 10Gbps |
Wi-Fi EasyMesh | 対応 | 非対応 |
メッシュ中継機能 | 非対応 | 対応 |
最安価格(2023/6/3) | 38,889円 | 38,683円 |
いかがでしょうか?
見てもらえるとわかる通り、スペックはほぼ同じです。
例えばWi-Fi6Eに両方とも対応していますし、最大通信速度や10G対応も同じです。
価格もほぼ変わりませんね。
大きな相違点は、Wi-Fi EasyMeshへの対応可否ですね〜
これからのルーター選びでは、長くその機器を活用できるかが大切になってくると思われます。
その点を考えると、WXR-11000XE12は、Wi-Fi EasyMeshに対応していることが大きなアドバンテージとなるでしょう。
もちろん、Aterm WX11000T12も「メッシュ中継機能」と言うNEC製の一部製品とはメッシュ環境を作れる機能があるので、NEC製ルーターをお持ちであれば良いかもしれません。
まとめ:WXR-11000XE12がおすすめな人は?
WXR-11000XE12がおすすめな人
- 超高速回線(5Gや10G)を契約している人や契約を検討している人
- 多少価格が高くても高性能機器を利用したい人
- 自宅付近に多くの電波が飛び交っており、電波干渉がよく発生する人
WXR-11000XE12は、価格自体はルーターでも高い部類に入りますが、その分性能もピカイチです。
超高速回線(5Gや10G)を契約している人や契約を検討している人には、本当におすすめです。
また、Wi-Fi6Eに対応しており、6GHzという空いている周波数帯を利用できるので、家が密集していたり他の電波が多数飛んでいるところでは、機能を十分に発揮させることができるでしょう。
お財布に余裕があれば、ぜひ買ってほしいおすすめの一台です!
ここまで読んでくださりありがとうございます。
この記事がWXR-11000XE12を検討中の方のお役に立てば嬉しいです。
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