この記事では,ASUSのエントリーモデルのWi-Fi6ルーターであるRT-AX56UとTP-LinkのエントリーモデルのWi-Fi6ルーターArcher AX50(AX3000)を比較してどちらの方がコスパが良いかを比較していきます。
ぜひどちらかのルーターの購入を検討している方やコスパの良いルーターを探している方は記事を参考にしてください。
スペック比較表
RT-AX56U | Archer AX50(AX3000) | |
Wi-Fi速度 | 最大1201Mbps | 最大2402Mbps |
Wi-Fi6 | 対応 | 対応 |
WAN LANポート | 1Gbps | 1Gbps |
メッシュ子機化可否 | 対応 | 非対応 |
価格(2021/7/1) | 10,590円 | 9,800円 |
上記が簡単にスペックをまとめたものです。
まず,Wi-Fi速度は,Archer AX50(AX3000)の方が上です。
アンテナ本数は同じですが,Archer AX50(AX3000)は,160MHzに対応しているので,スペック的には,速いといえます。
しかし,3番目のWAN・LANポートは同じ1Gbps対応なので,Wi-Fi速度がいくら速くても,1,000Mbps以上は出ませんので,このWi-Fi速度の違いはあまり意味がありません。
また両方とも最新のWi-Fi規格である,Wi-Fi6に対応しているので,Wi-Fi性能もほぼ同等です。
ここまで考えると,価格も安く少しでも性能が高いArcher AX50(AX3000)の方が良いのではと考える方も多いかもしれません。
しかし,個人的には,RT-AX56Uの方がおすすめです。
このあと詳しく書いていきます。
RT-AX56Uの方がおすすめの理由
それは,今後さらに高性能のルーターに買い替えた場合もメッシュWi-Fiの子機として利用できるからです。
上記の表の4番目に書いているとおりです。
エントリーモデルのRT-AX56UやArcher AX50(AX3000)を購入しても,今後利用端末が増えたり,自宅のインターネット環境が変化したりした場合,メッシュ環境を構築したいと思われるかもしれません。
Archer AX50(AX3000)の場合は,メッシュ機能に対応していませんので,メッシュ環境を導入しようとすると,メッシュ対応製品を新しくすべて購入しなければなりません。
しかし,RT-AX56Uなら,AiMeshに対応しているので,同じAiMeshに対応しているASUS製のルーターを1台購入するだけで,メッシュ環境を構築することができます。
AiMeshについての公式サイトはこちら
購入後も柔軟に利用状況に合わせてネット環境を検討出来るのは,大きなメリットです。
長い目で考えるなら,RT-AX56Uの方が少し高いですが,コスパ的には良いでしょう。
でも,少しでも安く,ルーターも新しいものが発売されたら買い替える予定なら,安く性能の良いArcher AX50(AX3000)でも良いかもしれません。
では,RT-AX56UとArcher AX50(AX3000)を比較してみました。
ぜひこの記事を参考にご自身にあったルーターを選ばれてください。
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